toggle
2013-06-17

オーディオインターフェイスについて

■オーディオインターフェイスとは

ギターやボーカルなどの楽器をDAW上に録音し、
録音された演奏を再生させるためのものです。
レコーディングされる音質にも影響を与える重要な機材。
基本的にどんなものでも市販CD並のクォリティの音質に仕上げられるので、
予算に合わせて自分の現状にあったスペックのものを買えばいいです。

管理人が使っているのは【TASCAM US-144 mk2】です。(2012年8月現在)

ダウンロード

■オーディオインターフェイスを選ぶ際に注意すること

■入出力チャンネル数
同時にいくつの楽器を録音できるかを表します。
INが入力で、OUTが出力です。
自宅でギターやボーカルを録るくらいであれば2IN/2OUTくらいで十分です。
たくさんの楽器を同時に演奏して録音することはまずないですからね。

ただ、スタジオでドラムを録るとなるとタムやシンバルの数だけ入力が必要です。
その場合は明らかに足りないのでそれに合うチャンネル数のものを選びましょう。

管理人は宅録なので、今のところ2チャンネルで十分です。

 

■プリアンプ数
マイク用のプリアンプのこと。
マイクの音は微弱なため、
レコーディングするためにはアンプで音を増幅させる必要があります。
プリアンプの数が、同時にマイクを使用出来る数と言えます。
コンデンサーマイクを使う場合は、48Vファンタム電源の供給に対応している必要があります。

※ファンタム電源とは
コンデンサーマイクは、音を出すために外部から電源を得る必要があります。
なので、オーディオインターフェイスからマイクケーブルを使って電源を得ているわけです。
ダイナミックマイクを使う場合はファンタム電源は必要ありません。

 

■接続端子
自分が使いたい楽器の端子に対応しているかをチェック。
ギターを直接オーディオインターフェイスに接続して録音したい場合は、
Hi-Z端子が必要です。
パッシブのギターやベースはインピーダンスが高く、
オーディオインターフェイスはインピーダンスが低いので、
そのインピーダンスの差をあわせて接続できるようにするのが
Hi-Z端子というものです。
管理人が使用しているオーディオインターフェイスはHi-Z対応です。
一応、購入前にはチェックしておくと良いでしょう。
※Hi-Z端子でなくても一応音は出ますが、
ギター本来のサウンドとはかけ離れたショボイ音になってしまいます。

※インピーダンスとは
電気の流れにくさを表し、単位はΩ(オーム)です。

 

■サンプリング周波数/ビットレート
レコーディング時の音質を表す。
一般的にこの数値が高くなればなるほど高音質での録音ができる。
一般のオーディオは44.1KHz/16bitと規格が決まっています。
基本的には最近のインターフェイスであれば意識せずとも問題ない。

 

■接続方法
一般的にはUSBでパソコンとつなぐが、
FireWireなどの独自規格もあるので、一応注意。

関連記事